治療と仕事の両立支援とは
それまで健康だった人が病気にかかり治療が必要になると、以前の通り働けなくなるケースが出てきます。治療をしながら働きたいという思いがあり、主治医によってそれが可能だと判断された人が適切な治療を受けながら働き続けられるよう支援する取組のことです。
労働者(患者)の皆様へ
病気になっても働き続けたい、病気と仕事のことで悩みを抱えて困っていませんか?
- 働く意欲はあるけれど治療を受けながら働けるか不安
- 病気のことを会社にうまく伝えられない
- 治療と仕事を両立できるか不安
- がん、脳・心疾患、肝疾患、糖尿病、難病などと診断されたが仕事を続けたい
※出張相談窓口での相談も可能です(事前予約制です) | |
出 張 相 談 窓 口 | 電 話 番 号 |
高知大学医学部附属病院 【地域医療連携室・がん相談支援センター】 |
088-880-2701 |
高知医療センター 【がん相談支援センター・まごころ窓口】 |
088-837-3000(代表) |
県立あき総合病院 【医療相談室・がん相談支援センター】 |
0887-34-3111(代表) |
県立幡多けんみん病院 【医療相談室・がん相談支援センター】 |
0880-66-2222(代表) |
がん相談センターこうち | 088-854-8762 |
事業場の皆様へ
病気の治療と仕事の両立は、平成29年3月26日働き方改革実現会議が決定した「働き方改革実行計画」の一つの柱とされており、企業が取り組むべき重要な課題です。
高知産業保健総合支援センターでは、事業場における治療と仕事の両立支援のための取組や、両立支援制度の導入等を無料で支援しています。
相談対応
事業者や産業保健スタッフ、疾病を抱える労働者やその家族からの両立支援に関する相談に電話、面会、メール等で対応します。
個別訪問支援
担当者が事業場を訪問し、両立支援に関する相談や、職場環境整備についてのアドバイス、治療と仕事の両立支援への理解を促す教育を実施します。
啓発セミナー
両立支援の普及、啓発を目的とした事業場等を対象とするセミナーを実施します。
個別調整支援
事業場と労働者間の治療と仕事の両立についてアドバイスします。(労働者との治療に対する配慮の検討、両立支援プランの作成、主治医等への相談、就業上の措置についての検討など)※労働者ご本人と事業所の同意が必要です
こうち治療と仕事の両立支援宣言
こうち治療と仕事の両立支援宣言とは、「病気になっても働きたい」そんな社員の気持ちを応援する企業の取組を発信していくプロジェクトです。
高知県地域両立支援推進チームでは、両立支援宣言企業を募集しています。
高知県地域両立支援推進チーム
治療と仕事の両立支援を推進するために高知県における関係者のネットワークを構築し、両立支援の取組の連携を図ることを目的に設置しています。
●高知県地域両立支援推進チームについて(高知労働局HP)