健康管理
「こうちさんぽメールマガジン」2011.6月号より
保健指導担当相談員 小松 律
「健康管理のこともしないといけないとわかっているけれど、今の仕事が忙しくてなかなかそこまでできない。」という声を耳にすることがあります。看護職がいない職場では、健康管理のことが気になっている衛生管理者や担当者が多いのではないでしょうか。
多くの時間や費用をかけることなく、手軽に取り組める方法を考えてみたいと思います。
健康診断の受診とフォロー
- 健康診断の周知を行うとき、健診の目的や健診項目の意味なども紹介する。
- 精密検査等が必要な場合、受診機関の相談等を受ける窓口を周知する。
(簡単な医療機関のリストを作っておく) - 体重計や血圧計を置き、記録できるよう記録用紙をおく。
知識の普及
- 今、健康に関する情報はたくさんあります。職場の状況に合った情報があればコピーを回覧する。
- いろいろな研修会が開催されています。業務に支障がない範囲で参加を奨励する。
- 産業医による簡単な講話など
イベント開催
- 職場で「ノー時間外デー」や「飲まんデー」「プラス1000歩デー」などを設ける。など。参加者が多くはないと思いますが、負担にならない方法で、コツコツと途切れないように続けることが大切と思います。