労災疾病等医学研究普及サイトのご案内 「職場高血圧」の研究について
心筋梗塞の発症の引き金として、ストレスやうつ病などの影響が大きいことが知られています。一般的に心筋梗塞の発症は、午前中の血圧上昇などに合わせて午前中に多いとされ、働き盛りの比較的若い男性喫煙者では夜の遅い就業中に発症するなど、社会的・経済的要因との関わりが伺われています。
生活習慣と心疾患リスクに関する研究については次の研究があります。
http://www.research.johas.go.jp/seikatsu/summary.html
http://www.research.johas.go.jp/seikatsu/index.html
この研究において,特に「職場高血圧」については,勤労者の月曜日の午前(仕事中)にダブル・プロダクト【W-P:収縮期血圧×脈拍数】が上昇することを明らかにしました。月曜日の仕事量の抑制が勤労者の心疾患事故を予防する上で重要であると示唆されています。