お知らせ

労災疾病等医学研究普及サイトのご案内 「運動器外傷機能再建(中間報告)」について

手・足・背骨(脊椎)、骨盤など、体を支えて動かす働きのある器官を運動器と言います。これらの運動器に骨折や捻挫などの外傷が加わると、立つ、歩くといった日常動作に大きな支障が出ます。この状態を「運動器外傷」と言います。

平成30年7月に開始した本研究では、運動器外傷を受傷した患者について、年齢、性別、職業などの基本情報、骨折部位、骨折型、治療法などの外傷に関する情報や、リハビリテーション、復職など受傷後の経過に関する情報を集め、これを分析しています。運動器外傷患者のQOL回復と復職に影響する要因を明らかにし、早期復職や治療と仕事の両立支援につなげていくことを目的としています。

本研究では、データベースに登録した症例を対象とし、受傷後6か月、1年、2年で診療情報を収集して、分析を行っています。中間報告において、データベースに登録した1,235症例のうち、受傷時に就労していた970症例について、受傷後6か月及び受傷後1年での就労率は、それぞれ76.3%及び66.5%となったことが報告されました。現在、受傷後2年までの追跡調査を継続して行っています。

本研究の詳細については、「労災疾病等医学研究普及サイト」をご覧ください。

https://www.research.johas.go.jp/undouki2018/index.html

 

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