メールマガジンバックナンバー

こうちさんぽメールマガジン第17号

2008.6.2

トピックス

「海外赴任者健康管理セミナー」のご案内(参加費無料)

当センター

海外派遣労働者及びその帯同家族等の海外赴任者の健康管理は、疾病時の対応に留まらず、日常生活や異なる風土、社会環境、医療制度の違いなどへの適応について留意する必要があり、本人及び派遣企業にとって大きな課題となっています。
このため、高知産業保健推進センターでは事業主、産業医、産業看護職、衛生管理者等産業保健スタッフを対象として、専門医師を招き、高知で初めて「海外赴任者健康管理セミナー」を下記のとおり開催することといたしましたのでご案内申し上げます。海外赴任者がいない企業の産業保健スタッフの方でも業務の参考となることもあると存じますので、皆様、お気軽にご参加ください。皆様のお申し込みをお待ちしております。

  1. 主催  高知産業保健推進センター(共催:(社)高知県医師会)
  2. 日時  平成20年7月16日(水) 14:00~17:00
  3. 場所  高知共済会館 3階 金鵄(きんし)
    〒780-0870 高知市本町5-3-20 TEL 088-823-3211
  4. 対象者  事業主、産業医、産業看護職、衛生管理者、労務管理担当者等
  5. 参加費  無料
  6. 定員  80人(定員になり次第、申し込みを締め切りますのでお早めにどうぞ)
  7. 内容
    (1)  海外派遣企業の感染症対策 (約90分)
    講師 労働者健康福祉機構 海外勤務健康管理センター
    研究情報部 副部長 奥沢 英一 氏(2) 海外勤務者のメンタルヘルス (約90分)
    講師 労働者健康福祉機構 海外勤務健康管理センター
    研究情報部 副部長 津久井 要 氏
  8. 申込方法 お申し込みは当センターのホームページよりお申し込みください。
  9. その他
    本セミナーは日本医師会認定産業医研修として申請中で、受講医師は、基礎研修「後期3単位」又は生涯研修「専門3単位」が取得できます。
  10. お問合わせ先
    高知産業保健推進センター
    高知市本町4-2-40ニッセイ高知ビル4階
    TEL 088-826-6155 FAX 088-826-6151

平成20年度全国安全週間実施要綱決定

厚生労働省

 平成20年4月30日、厚生労働省は、本年度の全国安全週間の実施要綱を決定し、発表した。同週間は本年で81回を迎え、7月1日から7月7日までを本週間、6月2日から6月30日までを準備期間としている。本年度は、「トップが率先 みんなが実行 つみ取ろう職場の危険」をスローガンとし、労働災害の減少を図るために、経営トップの強いリーダーシップのもと、関係者全員が一丸となって安全衛生活動を着実に実行し、職場から機械設備、作業等による危険をなくすよう、本週間を契機として、それぞれの職場において、労働災害防止の重要性について認識をさらに深め、安全活動の着実な実行を図ることを求めている。

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平成20年度全国安全週間説明会のご案内

労働基準協会

平成20年度の全国安全週間説明会が各地区労働基準協会と各労働基準監督署の共催により下記のとおり開催されます。参加費用は無料で、参加事業場には安全週間「紙のぼり」と「週間用ポスター」のほか関係資料が無料で配布されます。

  1. 高知地区(高知労働基準協会 TEL088-885-4300)開会時間:いずれも13:30~
    • 6月9日(月)本山町プラチナセンター
    • 6月10日(火)高知県立紙産業技術センター(いの町)
    • 6月11日(水)奥物部ふれあいプラザ(大栃)
    • 6月12日(木)南国市農協会館(大埇)
    • 6月13日(金)高知電気ビル8階ホール
  2. 須崎地区(須崎労働基準協会 TEL0889-42-3726)開会時間:いずれも13:00~
    • 5月10日(火)須崎市立市民文化会館
    • 6月11日(水)越知町民会館
    • 6月5日(木)窪川四万十会館
  3. 四万十地区(四万十労働基準協会 TEL0880-35-4563)開会時間:いずれも13:30~
    • 6月4日(水)宿毛地区建設協会((株)宿毛建設会館)
    • 6月5日(木)土佐清水商工会議所
    • 6月6日(金)高知はたJA会館
  4. 安芸地区(安芸労働基準協会 TEL0887-35-2132)開会時間:いずれも13:30~
    • 6月6日(金)室戸市保健福祉センター
    • 6月9日(月)田野町ふれあいセンター
    • 6月10日(火)安芸市民会館
    • 6月11日(水)野市町ふれあいセンター

    ※ お問い合わせは、各労働基準協会まで

平成20年度産業保健関係者に対する感染症対策に関する研修会のご案内

(財)産業医学振興財団

  1. 主 催  (財)産業医学振興財団
  2. 対 象  産業医・保健師等産業保健関係者及び企業の衛生管理者・人事労務担当者等
  3. 定 員  各会場50名程度
  4. 参加費  無料
  5. 開催日・会場
    東京会場  平成20年10月9日(木) 芝パークホテル
    名古屋会場 平成20年9月11日(木) キャッスルプラザ
    大阪会場  平成20年8月21日(木) ホテルコムズ大阪(三井アーバンホテル)
    福岡会場  平成20年8月28日(木) 博多エクセルホテル東急
  6. 研修時間・内容
    14:00~14:10 開講挨拶  開催地の都府県労働局
    14:10~15:40 職場におけるウイルス感染対策(-B型・C型肝炎の正しい理解と対処のために- )
    15:40~15:50 休憩
    15:50~17:20 海外派遣労働者等の感染症対策の実際(鳥インフルエンザ・新型インフルエンザ等の感染症対策の実際と保健指導 )
  7. 取得単位
    生涯研修(専門研修)3単位 ※基礎研修の単位は取得できません
    日本医師会認定産業医制度における指定研修会として申請中
  8. お申し込み・お問合せ先
    財団法人 産業医学振興財団 企画課
    〒107-0052 東京都港区赤坂2-5-1 東邦ビル3階
    TEL 03-3584-5421  FAX 03-3584-5426
    ホームページ http://www.zsisz.or.jp

熱中症の予防について

厚生労働省

~ 熱中症による死亡災害発生状況(平成19年分) ~
熱中症の発生が心配な時期になりました!
厚生労働省では、毎年、職場における熱中症による死亡災害の発生が見られるこの時期に、全国で発生した職場における熱中症による死亡災害事例を紹介するともに、発生月、発生時間帯、被災者の年代等別にした発生件数を公表しています。職場における熱中症による死亡災害は、気温が高い7月から8月にかけて多く発生していますが、5、6月や9月にも発生する災害です。直射日光により高温環境となる屋外作業場所等では、熱中症予防対策の徹底を図りましょう。

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(参考資料)

●当センターホームページの産業保健情報(トピックス2004.05):熱中症を予防しよう

脳・心臓疾患及び精神障害等に係る労災補償状況(平成19年度)について

厚生労働省

平成20年5月23日、厚生労働省は平成19年度の「脳血管疾患及び虚血性心疾患等(「過労死」等事案)の労災補償状況」及び「精神障害等の労災補償状況」について発表した。これによると、過労死等事案では、請求件数は前年度より7件減少の931件、支給決定件数は37件増の392件で過去最高。精神障害等では、請求件数は前年度より133件増の952件、支給決定件数は63件増の268件といずれも過去最高となっている。

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平成20年度THPデモンストレーション事業

中央労働災害防止協会

厚生労働省からの委託事業として、中小規模事業場への「労働者の心とからだの健康づくり(THP)」の導入を支援するための事業。事業場のニーズに応じてオーダーメイド型で運動指導、保健指導、栄養指導などの健康指導を専門機関から無料で提供するもの。

  1. 募集開始 : 平成20年5月1日(木)から
  2. 実施期間 : 平成20年9月1日から平成21年2月28日まで
  3. お問い合わせ先
    中央労働災害防止協会 健康確保推進部 企画課
    TEL:03-3452-2462 FAX:03-3453-0730
    ホームページ:http://www.jisha.or.jp

相談員の窓

安全衛生標識について

基幹相談員 門田 義彦(門田労働衛生コンサルタント事務所所長)

 同じ規模で、同じ工程があっても、事故が多発する作業場と発生しない作業場があります。これらの作業場の違いは何でしょうか?直接的には、さまざまな要因があげられますが、総体的に事故が発生しない作業場は「安全文化」が高いと言われます。安全文化が高いとは、作業者の安全意識の高さ、すなわち安全に対する感度が高いこと、さらにその意識を組織的に活用していることが条件です。
安全文化を高めるためには、作業者個人の安全に対する意識を高めなくてはなりません。これらの意識の高さは、長い目で見れば作業場の清潔、整理整頓などにあらわれてきます。しかし、短時間で作業者個人の安全意識を見ることは、なかなかできません。
ある安全の専門家は、作業場を訪問した際に、その作業場の安全意識レベルをわずか10秒で、かなりの確率で見分ける方法があると言います。それは、安全や衛生に関する標識が、作業場の適切な場所に掲示されているか、また掲示されている標識が汚れていないかに注目することだそうです。
さらに、ある事故の多発する作業場で、「安全第一」の標識を、作業者ひとりひとりが交代で毎朝、たとえ汚れていなくても手作業で磨くことを指導したそうです。すると、その作業場では、短期間に事故が減少したと報告しています。
たしかに、安全衛生に関する意識は、標識に頼らず作業者個人が主体的に高めていくべきものです。しかし、こういった意識は日常の生産活動、たとえば納期やコスト削減などに頭を悩ませるうちに、つい忘れられてしまいがちです。そこで、常に安全や衛生に対する意識を高めるために、安全衛生標識を確認することは有効な方法です。
安全や衛生に関する標識の掲示は、大変よく見かけます。しかし掲示が、なおざりになっていたり、職場の風景に埋没したりしていませんか?みなさんも、安全文化を高めるために、職場の安全衛生標識をあらためて見直してみてください。

ご相談・ご要望を受け付けています。

ご利用時間:午前8時30分~午後5時15分(土・日曜日・祝祭日、年末年始除く)

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