①産業医の活動は職場巡視、健診の事後措置・保健指導、長時間労働やストレスチェック後の面接等多岐にわたります。また、働き方改革や労働人口の高齢化により産業医に求められる役割も変わりつつあります。産業医活動を行うに当たって押さえておきたいポイントを解説します。
②騒音性難聴は労災で最も取り上げられることの多い耳鼻咽喉科疾患です。それ以外にも、通勤災害による外傷性嗅覚障害も稀ではありません。また十分な睡眠を確保する観点から運転業務従事者の睡眠時無呼吸症候群も注目されています。これらについて、詳しく解説を行います。

医療機関のソーシャルワーカー及び職場内産業保健師の立場から見た、現在の「治療と仕事の両立支援」のポイントを説明します。

フレイルやプレフレイル、生活習慣病は、認知症の危険因子として知られています。フレイルやプレフレイルを予防しつつ、生活習慣病も予防することは、認知症の発症リスクを低減させることに繋がります。勤労者における健康長寿のための食生活について考えます。